伸展で腰痛が出るケース(2020.8.16)

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※この症例は本人の特定ができないように、一部情報を改変しています。施術の内容などは正しい情報なので、参考にしてください。

 

全体像

症状:

腰を後ろに反ると右の腰が痛い。

高校時代から腰痛はあるけど、20年以上ずっと治らない

 

既往歴:

高校時代に右膝をOPE

 

硬かったポイント

話を聞いていると、腰痛が始まったのは右の膝を手術した時期よりも後であった。

 

そのため、右膝のOPEや代償によって硬くなった右下肢の筋膜が問題になっている可能性があると仮説をたて、右下肢〜腰部の筋膜を触診した。

 

その結果、

  • 右の前内側のライン
  • 右の後外側のライン

に筋膜の硬さが見つかった。

 

施術したポイント

施術は

  1. 膝関節-前内側
  2. 腰部-前内側
  3. 足趾-後外側

の3ポイントを施術

 

結果

その場で伸展時痛は消失。

伸展可動域も増大した。

 

しかし、2日後に少しだけ痛みが戻ったため、2回目の施術実施。

 

手術から長年経過しているので、

  1. 硬さが取り切れていない可能性がある事
  2. 他にも硬い場所がある事

などを考慮して触診。

 

施術は前回やった3箇所の硬さが残っているポイント

  1. 膝関節-前内側
  2. 腰部-前内側
  3. 足趾-後外側

 

前回確認仕切れなかったポイント

  1. 足趾-前内側

 

を施術し、終了となった。

 

ひとこと

伸展型の腰痛は、前面に筋膜の硬さがある事が多いため、

  • 内旋
  • 前内側
  • 前方

の足趾〜腰部(既往によっては肩甲骨まで)が原因になっている事が多い印象です。

 

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